死んだ魚の目って言われても

日々徒然を綴りながら、夜な夜な社会に噛み付いたりするブログ

【ネタバレ注意】週刊少年ジャンプ39号 感想&考察 その1

ONE PIECE

■表紙連載
前回、バルトロメオが赤髪海賊団の旗を燃やしてたらから結構続きが気になってたんですけど、シーンは八宝水軍の方に移りました。
船首の方でハートが見えるのはベビー5がサイに対して何かやってるんですかね。
 
■止まらないマム
ナミ×ゼウスの雷撃を受けてもマムは無傷でした。それにしても無敵過ぎやしませんかねw
ダメージ受けるのはカルメルの写真が割れた時だけだし、その理屈もまだ判明してないんですよね。
 
あと白ひげも全盛期の時これぐらい強かったのだと思われますが、全くイメージがつきませんwそれぐらいマムの攻撃力と防御力は圧倒的です。
「一対一でやるならカイドウだろう」と言われるぐらいなんで、カイドウはこれ以上なんですよね…。
 
■プリン
やっぱりプリンは二重人格とかじゃなくて、ただのツンデレでしたね。あの態度は恥ずかしさの裏返しと言うか、強がりと言うか…。
そして完全にサンジに惚れてますねw 第三の目を誉められただけで。ちょろっ!
 
あと「メモメモの実」による相手の記憶を蘇らせる新技「”記憶の糸”→”フラッシュバック"」ってのがお披露目されました。
魂を入れられてるホーミーズには効いたけど、普段の戦闘ではトラウマを呼び起こす以外使いみちが無さそう。。。
っていうか書いてて気付いたけど、プリンがこの能力でまたマムのトラウマを呼び起こせばよくないか?
 
■チョッパー&ブルック(サニー号)
チョッパーとブルックはサニー号に乗船してました。
チェス戒兵と戦ってたっぽいですけど、能力の相性上有利に戦えるブルックがほとんど沈めた後の様な描写。
 
というかカタクリとペロスペローは船上にいながら何で普通に乗船許してんの?戦う様子もないし…。
何か理由があるんでしょうか?
 
■「作ろうぜ!!ビッグ・マムが 気絶する程のケーキ!!」
サンジに締めさせる為に食べ物で今回の話は片を付けるんでしょうか?尾田栄一郎も今年は『サンジ年』と言っていただけに動向が気になります。
ただvsヴェルゴ、vsドフラミンゴと余り良い見せ場が続いてないサンジなので、戦闘の見せ場も欲しいところ。今のシリーズに入ってもボビンは一撃で倒しましたが、ジャッジやダイフク、オーブンと半端に戦ったぐらいなので、願望を言うとカタクリ辺りを倒して株を上げてほしいところです。
 
■総括
今週はONE PIECEにしてはストーリーはあまり大きな進展はなく、情報と今後の方向性の整理の為の回でした。
思ったんですけど、わざわざケーキを作らなくても、ルフィ達がこのままマムを引きつけたら勝手に海に落ちてくれるんじゃね?
 
あとこのままホールケーキアイランドを脱出できたとしても以下の問題が残ってます。
 
・バラティエ、カマバッカ王国が襲撃される恐れ
・魚人島が襲撃される恐れ
 
「バラティエ、カマバッカ王国が襲撃される恐れ」に関しては、ジェルマは手を引くと言いましたが、マム側がどうするかは解りません。ジェルマも元々は四皇(マム)の情報力で得た情報なので、マム側はサンジの故郷や恩人の情報は確実に知っています。
 
「魚人島が襲撃される恐れ」は魚人海賊団がマムの傘下を抜けたし、魚人島はルフィが自分のナワバリにする宣言をしたし、このままだとマムは麦わらの一味を確実に目の敵にするので、魚人島を襲わない理由がありません。
 
思いつく限りで両方の問題を同時に解決できる手段はプリンがマム一味の記憶を操作するぐらいですけど、現実的ではないし上手くいくかどうか…。それよりも尾田先生ならこんな一読者の予想の斜め上を行ってくれるのを期待しています。
 
 

食戟のソーマ

■巻頭カラー
良いよね、本編とのギャップ。
今は敵対してるけど、司も竜胆も本来はこういう性格なんだろうなぁ。
見開きのカラーがかっこよかったです。
 
■敗北の理由
先週の願望通り、ちゃんと敗北の理由を解説してくれました。ページも割かずちょうど良い具合で。
美作は最後のオリジナルのアレンジが勝負の決め手と思いきや…
 
ただのトレース失敗やんけ!!
 
ただ、寿司ネタに隠し包丁を"入れ過ぎてた”だけって!お前!
 
久我は完全に実力及ばずでした。というか司が凄すぎただけでした。
 
女木島は特に解説とかなかったけど、単純に竜胆の方が席が上だったし実力で負けたと解釈。今週の展開でいくと、女木島は連戦だったので疲れが溜まっていたとの見方もあり。
でも…ラーメンマスターとはなんだったのか…。
 
竜胆は料理に対する解説もありませんでした。ワニちゃんの無駄死に…。
 
■連隊食戟
負けはしたけど、回想によるえりなの作戦上では今回の3敗は決して無駄死にではなかった事が発覚…!!
 
えりな曰く、負けはしたけど、確実に相手の体力や集中力を削いでいるとの事。
連戦なので、これを確実に重ねる事で相手が例え格上でも、後続のメンバーが勝てる可能性が上がるとの事。
ポケモンの対戦に近いイメージ。
 
でもその条件は相手も同じだし、結局日を挟んで体力回復されたら意味なくね?と思ってたら、案の定司は次の日も丸一日休まないと全快しないとの事。
竜胆に至っては相手が女木島だったのでさらにかかるとの事でした。
 
えりなは「これが連隊食戟を立ち回る兵法なのです!」とか息巻いてたけど、結局相手が日を挟んで回復できない程にメンバーを削るって条件はどちらも同じなのでやる事変わらなくね?って思いました。
 
まぁ可愛いから許すけど。
 
■司と久我
司からの久我への直接の賞賛は特に無し!
強いて言うなら「久我との勝負で思った以上に消耗している」と言ったぐらい。
 
終了後も久我には声かけないくせに、真横にいるソーマに「あ 幸平?」と言う始末。
 
ほんと酷いなこいつ!
 
■3rd BOUT
って事で反逆者側は一色、えりなを温存する為に3rd BOUTはソーマ、タクミ、田所の3人が出場する事に。これは良い協力が見れそうです。
十傑側のメンバーは発表されませんでしたが、司、竜胆は回復宣言してるので、茜ヶ久保もも、斎藤、叡山が無難だと思います。ただ確か連隊食戟は1vs複数とかも出来るはずなので(過去の城一郎の例)この限りではないです。
 
ってかこれ「初日終了!!」って事は1日で1st BOUTと2st BOUTをやってたんですね。
次の日が3rdと4thとして、3rdで茜ヶ久保もも、斎藤、叡山の全員を落とせたら万全じゃない状態の司か竜胆のどちらか最低一人は引きずりだせるんですよね。
 
まぁHP設定も今週急に出てくるぐらい割りとガバガバなので、展開は読めませんが。良い意味で。
 
 

火ノ丸相撲

■柴木山部屋
国宝世代の高校生力士が3つの部屋に分散すると予想していましたが、見事に柴木山部屋は火の丸一人でしたw
 
■国宝世代の揃い踏み…!?
スタンド使い同士は引かれ合う」かの如く国宝世代が集結。
火の丸、天王寺、久世、沙田、日景だけでなく、しっかり数珠丸くんも集結。
 
シャボンディ諸島に11人の超新星が集まった様に、強者が同じタイミングに同じ場所に集まる展開、好き…。
 
■偶然やない…
「引き寄せられたんや 綱の引力に」と、天王寺
 
国宝世代が集結したのは偶然ではなく刃皇に引き寄せられたとの事。という事で刃皇登場。
 
 
刃皇「おう獅童 まさか本当に俺の誘いを断るとはなあ」
 
天王寺「言ったやないすか… 横綱とは本割で当たりたいって」
 
 
天王寺が刃皇からの誘いを断っていた事が発覚(相撲部屋への誘いかな?)
 
さらに、
 
天王寺「ここにいる全員 俺と同じ気持ちやと思いますよ」
 
熱い、熱すぎる…。
 
火の丸だけは戦意が顔に出てましたが、刃皇に軽くいなされました。
 
■そしてまさかの…
刃皇「やめとけって 今日は君達の門出の日なんだからさ」
 
「この天気が祝いに相応しくねぇんだな どれ…」
 
と強烈なシコを一発踏む刃皇。
 
 
 
 
 
 
 
 
まさかの雨が止みました。
 
 
 
素手で地震止めた範馬勇次郎かよ!!!!
 
 
 
とは言ったものの今後が楽しみになる熱い展開でした。
 
 

鬼滅の刃

■消えた善逸
急に消えました。店の誰かに匿われたのか、堕姫がさらに鬼殺隊を釣る為のエサにしようとしているのか。
 
■宇髄さん
何なの?柱は最初は変人で段々まともになっていく法則でもあんの?
 
「お前たちには悪いことをしたと思ってる」
 
「俺は嫁を助けたいが為にいくつもの判断を間違えた」
 
自分の過ちを認めれるなんて、できた大人やでぇ〜。しかも上弦の鬼がいたのは偶然なんで宇髄さんは一切悪くないのに。。。
結構思い詰めてるかの様な表情でした。
 
しかし、責任を感じてるのか、
 
 
「後は俺一人で動く」
 
 
発言は危うい気も…。普通に援軍呼べよ。煉獄の件もあるし、自分の力を過信しすぎなんじゃ…。
 
その後、
 
「恥じるな 生きてる奴が勝ちなんだ 機会を見誤るんじゃない」
 
 
と名言を残して、文字通り音沙汰無く消えました。
 
■”藤花彫り”
新技術登場。…というか、もともとあったみたいで、炭次郎が知らないだけでした。
 
隊員の今の鬼殺隊内での階級が解る技術で、炭次郎達はいつの間にか下から4番目の”庚”という階級に上がっていました。
柱を除くと10段階中上から4番目です。
 
伊之助が炭治郎に知識を与えるという珍しい光景。
 
ちなみに発動シーンが地味にかっこよかったです。
 
あと「なにそれ…」の時の炭治郎の顔…。
 
その後の「元気出せよ!(パムッ」のコマも秀逸。
 
■炭治郎と伊之助
ほんとなんでコイツらの絡みこんなに面白いの?
 
炭「今日で俺のいる店も調べ終わるから」
 
伊「何でだよ!」
 
伊「俺のトコに鬼がいるって言ってんだから今から来いっつーの!!」
 
伊「頭悪ィなテメーはホントに!!」
 
 
のやり取りと言い、その後の「ペムペムペムペム」の音だったりコマだったり、
 
 
「イタタ ちょっ… ペムペムするのやめてくれ」
 
だったり、この作品の魅力が詰まってる2人の掛け合いでした。
 
緊張感張り詰めた定期連絡だったのに、程良く緩いやり取りだったり、絵面・コマ・擬音の緩さだったり、この緩急の使い分けのバランスの上手さが僕がこの作品を推す理由の一つでもあります。
これは計算では出せない様な、作者のセンスによる絶妙なバランスだと思います。
 
 
■「お前が言ったことは全部な」
 
「今俺が言おうとしてたことだぜ!!」
 
一話において、名言二つ目頂きました。
 
めっちゃジョジョっぽい名言…!!
 
このコマの伊之助、めっちゃ美少年で美少女でした。
 
■鯉夏
普通の姿のままときと屋に戻り鯉夏の前に姿を見せる炭治郎。
 
 
炭「訳あって女性の姿でしたが俺は男なんです」
 
鯉「あ それは知ってるわ 見ればわかるし… 声も」
 
炭「……えっ?」
 
炭「(まさかバレていたとは)」
 
 
この時の炭の顔をお見せできないのが辛い…。
 
ちなみに鯉夏は貰ってくれる人が見つかり、明日に街を出る模様。
 
■堕姫登場
炭治郎が去ったすぐ後に鯉夏の元へ堕姫登場。
鯉夏が街を出る前に食したい様子。
 
外は陽が落ちかけていて、炭治郎は屋根を伝って伊之助の所へ向かおうとするが、鬼の匂いに気付く。
 
面白い展開。
 
 
次回…どうなる…!?
とにかく作品の魅力が詰まった良い回でした。アンケ出そ。